開放感UP!
2016年02月12日
本日の天気予報でも 最高気温が19度というので
ちょっと薄着にしたら 肌寒い! です
でも 何となく 気分が爽快になりそうな気がして
先日取り付けて閉じたままだった 折たたみ格子戸「かくすと」を
全開して窓辺の障子「そふる」も全開!
今 ちょっと曇りがちで どんより撮れましたが
それでも久々に開放感満喫!!
うわ~っ!!!!
「かくすと」で 煩雑な視界が隠れてスッキリ・・・してたのに
久々 オープンにすると この 開放感に・・・酔いしれました(笑)
ちなみに 全閉じ「そふる」 と 半開き「かくすと」は
たまには この狭さが落ち着きますが
この開放感を思い出したら・・・・
来客の時だけ締めたくなりました
『KIORI』を製作している ㈱イシモク はコチラ
Posted by 樹の精 at 11:39 | Comments(0) | 日記 | KIORI(木おり)
かくした!
2016年02月08日
事務所の接客スペースも 狭い!!
あまりの窮屈さに 来客中は机を離れて
作業したりと・・・やっぱり 気を使います
そこで 展示会で使用した折りたたみ障子の『KIORI』
枠ごと机の横に置いてましたが・・・枠が邪魔~!
とうとう 格子タイプ『かくすと』を設置することになり
ちょっと隠したつもり・・・だけど
結構隠してます
来客用のイスに座ると 全然見えません
格子に顔を近づけると ちょっと 見えますね
天井に必要な長さのレールを取り付け(後付なので露出です)
床にも取り付けて
しっかり目隠しできて
これで 落ち着いて仕事ができます
素敵な目隠しは コチラをご覧ください
Posted by 樹の精 at 16:46 | Comments(0) | KIORI(木おり)
プチ・リニューアル
2016年01月30日
わが社も 「紺屋の白袴」!
木工所なのに
○湯沸し室のドアのノブが外されたまま・・・
○シンクの引き出しや扉のツマミは・・・付ける気配なし
人目に付くところは ともかく
社員しか使わないような場所は 何年も放置されてます
しかし 必要とあらば
作業の合間に ちゃっちゃとリニューアルするくらいは
朝飯前!? です
通用口から主に出入りする 常連のお客様や取引業者さん
社長のデスクの横で 立ち話が常です
イスやお茶を出しても
うちの社員や運送屋さん達がそばを通るので
落ち着いて話ができない・・・と いう事で
空間をちょっと隠す 仕切り家具を製作!
本当は おしゃれに 『KIORI』などを設置したいが
金物などの細々した雑多な物が溢れているので
家具で コーナーを仕切ることにした
横を向いてた収納カウンターを取り外して
縦に収納壁を作った・・・ら・・・
およっ! スリッパ収納を忘れた!!
通用口からお見えになるお客様は
自分で取り出し 片づけて帰られるので
一目で判るようにしないといけない よね(笑)
こんな風に!
うむ イイネ~・・・
あっ! 靴べら収納を忘れた・・・残念
また 何か考えんばイカン!
簡単にできるのが仇になった
Posted by 樹の精 at 09:58 | Comments(0) | 雑記 | 施工例
障子の話
2016年01月20日
障子とは "さえぎるもの"という意味で
空間を遮る襖障子が考案され
その後 明かりを透す和紙を貼った"明かり障子"へと
分離し進化していったのでしょう
戸を閉めたまま採光ができるので 広く一般にも普及しました
細い木を組んで 和紙を貼っただけの華奢な障子ですが
直射日光を遮断し 光を拡散して室内の明かりや温度を均一に、
また湿度も調節できるという優れものです
四季のある日本の風土が 障子を生み育てたともいえます
日本の家屋のほの暗さの中で 美しい陰影を演出していた障子が
伝統的な建物が激減した今、新たに 和モダンな建具として
洋風の空間の中に使用されています
わが社が開発した『KIORI』は
障子の特性に カーテンのような機能性を付加した
新しいタイプの障子であり 新建材です
和紙の色や柄を変えることで 個性的な空間演出ができますよ
Posted by 樹の精 at 10:10 | Comments(0) | KIORI(木おり)
格子戸の話
2016年01月18日
そこで 格子戸について薄識ですが ちょっとご紹介
格子戸は 縦横の桟を組んだ日本の伝統的な建具で
隔ての機能を果たしながら 採光や通風を得ることができます
これが後に 和紙を貼った『明かり障子』へと進化しました
この格子戸の記録が最も古いのは 前期の平安時代の書
神社やお寺などで 開き戸式で使われていた記録があります
時代劇によると?
このころは 蔀(しとみ)といって 上から吊った板戸を
水平に跳ね上げて 棒で支えていますが
出入り口の大きい格子建具は大陸式の扉タイプだったようです
平安時代の後期になると 引違の格子戸が出現しています
『源氏物語絵巻』にも 黒漆塗りの格子戸を引き違いに使ったり、
嵌め殺しの隔てとしての格子が描かれているそうです
平安時代に生じた建具が進化を続けながら
2000年近くたった今も 世界の人々にも賞賛されて
いるって すごいことですね
「伝統は守り続けるだけでは 必ず衰退します!
時代に合うように 小さな変革をブレンドしながら
継承しなければなりません・・・・」
(石川県 金沢市長さんの名言です)
木工技術者として 日本の伝統建具に +革新
使いやすくしたのが 『KIORI』シリーズ
源氏絵巻の中に あってもおかしくない 格子戸 ? です
Posted by 樹の精 at 11:13 | Comments(0) | KIORI(木おり)
今年も宜しくお願いします
2016年01月16日
今年はなぜか 元日から悲報が続き
半月で6件も・・・・・
この辺で気分一新 活力を注入し仕事に励みましょう!
T.Vの情報番組で見つけた 元気が出るグッズ
昨年末 ネットでお取り寄せしました
ブタさんの形のおもちゃで 鼻を押すと おしゃべり
ダイエット
飲み過ぎ
浪費
禁煙
太鼓持ち などの種類があり
優しく励まし また 辛辣な言葉で サポートしてくれる
例えば ダイエットバージョンでは
「その一口がブタのもと」とか
「この ブタヤロー!」 とか ね
メンタルの弱い私達は・・・?
歯の浮くようなお世辞を言ってくれる
太鼓持ちバージョンにしました!
さぁ!! 今年も カーテンのような障子『KIORI』 の
販促活動に頑張りましょう
せっかくですから 他のバージョンもご紹介
今年もどうぞよろしくお願いします
Posted by 樹の精 at 10:28 | Comments(0) | 日記
年末年始のお休み
2015年12月29日
大助かりでした
お陰様で 作業がスムーズに終了しこれから
片付け 大掃除ができます
お休みの案内が遅れましたが
12月30日より1月4日まで お休みを頂きます
お問い合わせなど 1月5日以降のお返事と
なりますので 宜しくお願いします
では 皆さま 良いお年をお迎え下さい
Posted by 樹の精 at 09:58 | Comments(0) | 案内
オリジナルのラベル
2015年12月28日
思わず ほほが緩んでしまったが
数日後 胸躍らせながら箱を開けて ビックリ!
ラベルが・・・・!
自社のラベルで 箱にも社名シールが貼ってあり・・
すごいなぁ~ さすが 大手メーカーともなると・・・
同じ商品でも オリジナルラベルが貼ってあると
受け取った時の気持ちが違う?
何だか 気軽に飲めない・・・・・
そんな気になるのは 私だけでしょうか? (笑)
Posted by 樹の精 at 10:05 | Comments(0) | 雑記
『KIORI』の写真
2015年12月26日
愛知県小牧市の ボールズ建築カンパニー様
昨年 『KIORI』をご注文頂いた設計事務所の
ホームページを拝見していたところ・・・・
『KIORI』が掲載されているのを発見!
「inei(イネイ)」という 格子の折れ戸タイプ
米杉材で 繊細な縦格子の組子細工製品です
あまりの美しさに感動しました
こんなにカッコ良く撮ってもらって
製作担当者の M君も ビックリポンや~!
わが社の工場で 組み立てて 製品検査をしている時
えらい違いです
『KIORI』の製作は ㈱イシモク です
Posted by 樹の精 at 10:25 | Comments(0) | KIORI(木おり)
ちょっと かくすと
2015年12月25日
「かくすと(隠すの)」
見せたくないんだけど
ドアでしっかり仕切ってしまうのが嫌でね
少し見える感じが イイよね~・・・
『KIORI』の格子タイプを
玄関と居間の仕切りに設置された
お客様のつぶやきをヒントに 新タイプを作りました
同じ 組子(くみこ)の格子タイプ ではありますが
精巧な『inei(いねい)』より 部材を少し太くして
透け透け感を少なくした 少し隠すための格子折れ戸です
ちょっと隠したい時 簡単に仕切れるのがポイントで
無垢材なので高級感もある しっかりした間仕切り!
その名は 隠す戸 にかけて 「かくすと」
11月に東京ビッグサイトで開催されたインテリアの見本市
IFFTに出展しました
室内の空間を 少し隠す・・・イメージをアピール!
2~3名の方が 通りがかりに
「ネーミングがイイね・・・」と ニヤリ
九州の人ですね!
『KIORI』製作の木工所 ㈱イシモク
Posted by 樹の精 at 09:28 | Comments(0)
安心してください! 順調です
2015年11月24日
途中経過の写真が届きました
順調に進んでいるか
心配していると思っての事ですね
安心してください! って
一番若いM君が 天井にプロゼェクター取り付け!
スムーズに組み上がったようで
昨夜は社長の声が 落ち着いていました(笑)
Posted by 樹の精 at 09:15 | Comments(0) | 日記
インテリアの見本市
2015年11月23日
去る7月 全国建具フェアに出展した作品を
そのまま 再利用するハズだった(予算の都合で)のに
いざ 出展しようとなると 気合が入りまして
結局 また 小間全体を作る・・・ことになりました
やっぱり やるからには 納得のできるモノを見せたい!
コストの話はどこへやら 大がかりな装飾となったので
自社のトラックに積み込んでフェリーを利用して会場へ搬入
今日と明日の2日間で 会場に設営します
『KIORI』の格子タイプを購入されたお客様が
H.Pに掲載されていた写真が あまりにも素敵なので
会場のパネルやチラシに掲載させていただく事にしました
空間を共有しながら 「ちょっとだけ 隠す」のに
格子は最高の素材です!
見る角度が変われば 全く見えない
でも 気配は感じられる
用途が拡がる『KIORI』です
11月25日水曜日から3日間
東京ビッグサイトの西ホールで開催されます
今頃は第二陣も会場に着いた頃でしょうか・・・
社長+製作スタッフ2名でセッティング開始!
がんばれ~!!
Posted by 樹の精 at 12:25 | Comments(0) | 案内
しんきん合同商談会に出展しました
2015年11月13日
第3回 しんきん合同商談会に参加した時の
スナップを頂いたのでご紹介
ブース内で商談中のワンショットです
この商談会は
デパート等の有名大型店舗に納品できる商品等を
持っている会社には 特に有効な機会ですね
オリジナリティのある商品を探して バイヤーさんが
多数集まってくるわけですから チャンスですよ
Posted by 樹の精 at 09:45 | Comments(0) | 雑記
見本市に出展します
2015年10月07日
東京ビッグサイト 国際展示場で開催される
通称 IFFT・インテリア関連商品の見本市に
『KIORI』を出展することになりました
開口部(窓など)を 全開できない「障子」を
金物を独自に開発して 片手で楽に折り畳めるまで
構想から10年
ものづくりにおいては 完璧な製品など無い
いつも ここをもう少し何とかしたい・・・と思うので
延々と試作が続くのです・・・・・
現状の課題を克服しても まだ満足できない
しかし 確実に前進しているのは実感できます
見本市に出展する度に 反省点が 課題がみえて
また 苦悩の日々が始まるのか・・・と思ったりもするが
今回 さらに進化した『KIORI』にどんな反応があるか・・
期待と不安が交錯する日々
今回の西ホールには 初めて出展するので
それもまた 楽しみのひとつです
入場券ご希望の方は メールでお知らせ下されば
人数分の招待券をお送りします!
インテリアの新商品が揃う見本市
斬新なアイデア、デザインに出会えるのが楽しみです
百聞は一見にしかず! ですよ
Posted by 樹の精 at 09:27 | Comments(0) | 案内
建具業界の未来
2015年09月17日
TFTホールで開催された建具組合の展示会で
「東京から世界へ 伝える木の文化」というスローガンのもと
次世代を見据えたテーマ展
「コラボ&ネクストTategu in TOKYO」
「建具業界の広がりや将来につながる
新たな製品化、商品化を目指した作品」募集
ワクワクするようなキャッチコピーに その気にさせられて
出展しました
応募条件は 建具をベースにした異業種、異素材とのコラボ
デザイナー等とのコラボで 製品化が可能な作品を・・・・と
さぞや 注目を浴びるコーナーではなかろうかと
勝手に期待して 気合十分で臨んだ・・ ところ
人目に付きにくい?
来場者が 喫煙のために通る 廊下での展示でした
「骨折り損のくたびれもうけ」とはこの事だ・・と言ってたら
今月の業界紙に特集記事として掲載されている
「コラボ&ネクスト・・」の出展作品17点をシリーズで
特集、紹介してくれるらしい
せっかく 気を使って頂いているのに
こんな事言うのは申し訳ないけど
これは・・・・木工所の親父さん達しか読まない業界紙
新製品を 同業者に紹介してもらっても販売の可能性は・・・・
チャンスの神様の目に留まることはなさそうです
Posted by 樹の精 at 10:00 | Comments(0) | 仕事の話
残念の極み
2015年09月14日
開発に携わった従業員の二人と共に
実用新案を申請しました
15㎝幅の細長い障子を 上下のレールに沿って
軽く左右に押すだけで パタパタパタ・・・・・
折り畳めます
しかも それが 端の方から順序良く・・・・・
画期的なことです
何年も試行錯誤を繰り返し やっとできたのです
考案の名称は「折戸装置」
社長は 「特許」に固執しましたが
「特許」は その考案の詳細を
明らかにしなければなりません
建具職人だからこそ考案できた
その方法を開示するより
実用新案の方が・・・と奨められて しぶしぶ納得?
今日 「実用新案登録証」が送付されてきました
あれれ・・・・
登録証に掲載できる 考案者名は2名までなのか?
3人目は 次のページです
可哀想に!
二人ともまだ30代
初めて 実用新案登録証に 名を連ねたのに
記載した順番で 一人だけ別紙とは・・・・・
「特許庁に差し戻して 書き換えてもらいたい・・・」と
残念がっている社長・・・です
本当に・・・・
あまりにも悲しい・・・・残念な登録証ですよ
当人に何と言って見せようか?・・・
Posted by 樹の精 at 18:41 | Comments(0) | KIORI開発物語
木工職人を育てる
2015年08月29日
多久市にある 佐賀県立産業技術学院と
若年人材育成に関する事業連携協定を
結ぶことになりました
事業や技術の継承のためには
必要、急務案件です
同時に諸富家具振興協同組合とも
協定を締結されましたので
三者合同の調印式となりました
産業技術学院に学ぶ 若き職人の卵達の
飛躍を祈念しつつ
日本の伝統、木工技術をしっかり継承できるよう
微力ですが 頑張ります
Posted by 樹の精 at 12:52 | Comments(0) | 仕事の話
テーブルの汚れ
2015年08月08日
数年前に特注した一枚板のテーブルが
よく使うところだけ 黒ずんで拭いても落ちない
自分で落とせる方法を教えてほしい・・・・と
写真を撮って送ってくれたが・・・
プリントアウトの状態では ちょっと見え難い
生成りのテーブルは 新聞などのインクで
いつの間にか徐々に黒ずんでいき
初めは食器用洗剤などでもキレイになります
しかし その時 塗料も剥がしてしまうので
その後は だんだん落ち難くなります
① 薬品を使って落とす・・と
塗料も剥げ落ちてしまうので再塗装を
する必要があります
② 製作所にて削り、研磨して再塗装をすれば
新品同様の美しさになるけど費用はかかります
天然木の風合いを大事にする自然塗料は 定期的に
メンテニンスをすれば 美しさは長持ち!
木の呼吸も妨げず 経年変化と呼ばれる日焼けや
人の脂分でより木肌が美しくなるのですが
使い方によっては 導管にカビが生えたりすることも
ありますので お客様にはキチンと説明するべきだと
勉強になりました
Posted by 樹の精 at 10:54 | Comments(0) | 仕事の話
再起
2015年07月31日
期待通りとはいかず・・・・残念な結果でした
製品展示の場所が 直前に変更され
正面から写真も撮れない廊下がステージだったり
広報活動・アピールのわりには
業者以外の来客は殆どなく・・・・・・
一部のみ 横から撮れた写真がこれ
こちらのコーナーに入場者を誘導してくれることも無く
残念な思いを抱えて帰社・・
伊万里商工会議所へご協力頂いたお礼に行き
結果を報告。
すると 支援アドバイザーのH氏
「せっかく製品があるのだから
もう一度チャレンジしませんか?」と
見本市の出展を勧め、小規模事業者への
支援事業を紹介されました。
このままでは 終われませんから
もう一度 東京ビッグサイトの
インテリアの見本市に出展するぞ!!
Posted by 樹の精 at 09:49 | Comments(0) | 日記