障子の話

2016年01月20日

平安時代の後期には もう障子が出現していたようです

障子とは "さえぎるもの"という意味で 

空間を遮る襖障子が考案され

その後 明かりを透す和紙を貼った"明かり障子"へと 

分離し進化していったのでしょう



戸を閉めたまま採光ができるので 広く一般にも普及しました

細い木を組んで 和紙を貼っただけの華奢な障子ですが

直射日光を遮断し 光を拡散して室内の明かりや温度を均一に、

また湿度も調節できるという優れものです

四季のある日本の風土が 障子を生み育てたともいえます



日本の家屋のほの暗さの中で 美しい陰影を演出していた障子が

伝統的な建物が激減した今、新たに 和モダンな建具として

洋風の空間の中に使用されています


わが社が開発した『KIORI』

障子の特性に カーテンのような機能性を付加した

新しいタイプの障子であり 新建材です

和紙の色や柄を変えることで 個性的な空間演出ができますよ

障子の話


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