『木楽』の開発

2013年01月21日

カリンの床材の端切れが 厚み 幅 共にジャストフィット
スイッチのカバーを作りました

カリンの他に 杉やチークも丁度良いサイズの端切れがあったので
数種類作成した

『木楽』の開発

『木楽』の開発

細かい凹凸も丁寧に研磨して 自然塗料を塗り完成

市販のプラスチックに比べると ちょっとゴツい感じは否めないが
それでも なかなかの出来栄えだった
木工関連のイベントで初めて展示した時 結構良い反応で これは ひょっとしたら
売れるかもしれないと思った。

そこで 知り合いの設計士、それもデザインを重視するタイプのこだわり派2名に
意見を求めると
「わぁ~ 良うできとるねぇ・・・しかし 使い難いよね・・・」と同意見。

今はスイッチのカバーをネジで止めたものなんて使いたくない・・・と言う
室内をデザインする上で スイッチやコンセントが在ること自体が
不満で できれば全部見えないところにまとめたい・・・らしい



ある日 TVで「情熱大陸」に出演していた東京のカリスマ設計士が 
温泉旅館をリニューアル コンサルティングしているのを見た妻は
ネットで検索して その設計士にメールを送付し スイッチカバーを
サンプルとして送りつけ 意見を求めた。

いきなり そんな不躾な依頼に返事など来るものか・・・と思っていたら
ご丁寧に メールに返信が届いた。

しかし その結果は先の設計士さん達と全く同じで
「ネジの穴が無い物が作れたらぜひ ご連絡下さい・・・」と云うものだった。

そして
「また デザインはシンプルな方が良いですよ・・・」とも付け加えられていた
デザインと技術・・・これを解決する方法は?・・思いがけないところにありました!

伊万里商工会議所に会員をサポートするアドバイザーが常駐、しかも
本業はデザイナー!!!
平松アドバイザーとの出会いが 『木楽』開発のスタートでした








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Posted by 樹の精 at 16:31 | Comments(0) | 会社の歴史
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